①PH調整
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雨が降った後池水が緑色に濁った事はありませんか?それは雨によってPHが下がった(酸性化)ためです。カキ殻の成分はアルカリ性なので、勝手に水にとけ出して酸性の水を中性に近い状態にかえるんです。カキ殻は水が酸性にならないと溶けないのでPHが上がりすぎることはありません。また中性になったことにより酸素が水に良く溶けますので、微生物が一番活躍することができます。まさにカキ殻は水質調整のスーパーマンです。 |
②浄化作用
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カキ殻を顕微鏡で見てみると細かい部屋に仕切られています。その部屋は微生物が生息するのにとても適した構造をしていて、実はこの微生物が魚から排泄された糞や餌の食べ残しを分解してくれるんです。この原理を基にしてカキ殻を有効利用した排水処理施設が盛んに建設されています。
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③見直されてきた天然素材
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カキ養殖で発生するカキガラは今まで産業廃棄物として悪者扱いされてきました。
しかし、カキガラには浄化作用・PH調整をはじめとする水質改善能力が注目されて今では
地球の環境悪化が叫ばれる中、天然素材ならではの環境に優しい濾材として無限の可能性に期待されています。
当店のカキガラも観賞魚飼育濾材の他に河川・湖沼の浄化事業や下水処理場の最終処理などに幅広くお使いいただいております。
納付先:市町村カキ殻浄化施設・排水処理施設(接触ばっ気方式)・その他浄化処理施設
浄化施設など大量に使用される時は別途ご相談下さい。
関西近県配達可能です。
簡単な寸法を明記した濾過槽の見取り図をFAXいただければお見積りいたします。 |
④カキガラの使い方
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袋のまま濾過槽に入れて下さい。
1立米で約33袋(11セット)入ります。 1袋約6-7キロです。
濾過槽や濾過機「旧湧清水」のハニカムの代わりに入れて下さい。
池の状態によって異なりますが、1~2tに1袋を目安として下さい。
カキ殻がなくなるまで効果は持続します。水洗いや細かく砕く必要もありません。 |
サンプル
※カキ養殖場にて、むき身作業の際に出た牡蠣の殻を袋に詰め、
一定期間野ざらし、雨ざらしにしたものを使用しております
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