錦鯉鑑賞池リフォーム・ろ過設備工事
透明度の高い鑑賞池で錦鯉を楽しく健康的に飼育したい |
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| 工事前 |
 
錦鯉愛好家さまより
錦鯉鑑賞池のリフォーム工事を承りました。
8×7×1.5（深）ｍ 総水量約55ｔ 錦鯉鑑賞池
沈殿分離槽・生物処理槽（水質浄化材：ヘチマロン）併設の
京阪錦鯉濾過システムを導入 |
掘削 |
 
錦鯉を健康に育成させる為、水深を1.5ｍに掘り下げました。
 
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底水配管 |
 
<比重の重たいアンモニア・硝酸・亜硝酸を効率よく浄化循環させる池造りに大切な工事です。
 
池水は集水ピットからサイフォン現象を利用して沈殿分離槽に集水し、
ポンプアップして強制濾過機に水を循環します。
このシステムはポンプアップを開始するだけで
池底面の不純物がどんどん沈殿分離槽に集水されますので
非常に効率の良い濾過循環が可能になります。
※サイホン現象とは、2つの水槽間を管でつないだときに、管の中が水で満たされると、
2つの水槽の水位が同じになろうとする現象です。
水の中にすむ魚のおしっこやエサの食べかすは比重が重たいので池の底に沈みます。
その悪い水を生物浄化槽に導いてあげる配管です。
その為に必要な池底集水ピットユニット
集水ピットユニットがあれば池底工事が楽に効率よく工事できます。
底水配管工は池の底下に埋設する配管ですので、池を造ってしまってからでは大がかりな工事を必要とします。
池造りは最初が肝心といわれる所以（ゆえん）です。
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のり面 生コン
 
 
 
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沈殿分離槽・生物処理槽
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池底から導く底水配管
池底にたまった比重の重たいアンモニアなどを沈殿分離槽に集約する為の配管です。
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沈殿分離槽と生物処理槽のブロック積み
池造り同様に熟知した職人による慎重にかつ丁寧な作業です。
CBブロック（オール充填用）
 
一般にはあまり流通しませんが、縦横共に穴の開いたオール充填用というブロックを使用します。
オール充填とはブロックの空洞部分全てにモルタルを充填する工法で、
普通のブロックなどでは継ぎ手部分と鉄筋の所だけ充填するという違いがあります。
 
池工事の部分で一番肝心要であります。
池造りで一番重要なことは景観よりもしっかりとした水造りが出来ること、
ここを造らずして池造りはありえません。
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石組み復旧・アク止め |
 
壊した石組みの裏側をブロック積みし、池用塗料を塗りました。
 
石組みの裏側はセメントのアク抜きが出来ないため、
あらかじめアク止めとして池用塗料を塗っていきます。
 
慎重に石組み復旧作業を行います。
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生コンクリート土間打ち
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生コンクリートミキサー車で池底に生コンを流し込み、土間打ちします。
 
 
生コンを流しこめば、あとは左官屋さんにしっかりと押さえて貰います。
沈殿分離槽と生物処理槽も土間打ち完了です。
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池用塗料 |
 
コンクリートを左官屋さんにしっかりと『押さえ』をしていただいた後に、池用塗料を塗ります。
 
なぜ黒色かというと・・・
錦鯉にとって一番落ち着く色なんです、そして綺麗に見え引き立ちます。
もちろん水を張ったときにもまわりの景色を引き立たせる効果もあります。
弊社は長年の経験に基づいた錦鯉の生態を考慮しつつ、物理学的にも優れた鑑賞池用塗料を使用しております。
水を張ってない状態だと黒一色で、不気味だなぁと思うかもしれませんが、ご安心下さい。
逆に池に明るい色を塗ると錦鯉が落ち着かず、キワがぼけ綺麗に見えません。
また、池自体が強調されすぎて周りの景色とのバランスが崩れてしまいます。
水色とか塗る池があるそうですが、時間が経つとコケがつくのでむしろ意味が無くなります。
鑑賞池用塗料
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濾過設備工事 |
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生物膜式循環濾過機スーパーマリンNEW-650を2基設置
「魚を買う前にまず水を飼え」をいわれるようにまず池を作ったら、水を造ります。
水造りとは生き物が健康に住むための水を作ることです。
その結果、水が透明になり、錦鯉を鑑賞できる透明度を維持することができます。
水造りに手間をかけないと後々、アオコや水のにごりに苦労します。
そうしないためにも、水つくりをよく考えましょう。
手間要らずの水造りを実現します。
この濾過装置には物理濾過と生物濾過を一緒に行うシステムになっており、
レバーを操作するだけで簡単に逆洗・濾材洗浄が出来るようになっております。
非常にコストパフォーマンスに優れた装置です。
既設の池でも優れた効果を発揮します。 |
生物浄化設備 |
 
生物処理槽
より安定した水造りを実現するため、生物浄化材ヘチマロンを生物濾過槽に設置
水造りに必要な好気性菌バクテリアが住み着き易い構造になっています。
好気性菌バクテリアが繁殖しやすいよう、エアレーションシステムを装備
 
沈殿分離槽
比重の重たいアンモニアなどを含んだ池水は集水ピット、低水配管を通じて、
サイフォン現象を利用して沈殿分離槽に集約されます。
ポンプアップを開始すると池底面の不純物がどんどん沈殿分離槽に集水されます。
※サイホン現象とは、2つの水槽間を管でつないだときに、管の中が水で満たされると、
2つの水槽の水位が同じになろうとする現象です。 |
試運転調整
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水を張って試運転調整を行います。
 
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京阪錦鯉濾過システム概要（池水循環システム） |
循環濾過：スーパーマリンNEW-650×2基
循環ポンプ：750ｗ×2基（ ポンプフィルター装備）
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濾過処理水経路：アクアジェット×2基（ダブルジェット仕様）
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沈澱分離槽・生物処理槽（生物浄化材ヘチマロン使用：爆気エアレーション内臓） |
鑑賞池用池底集水ピットユニット×4基 底水配管
ポンプフィルター装備 |
完成
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錦鯉専用運搬車で錦鯉を輸送します。
鑑賞用錦鯉放流
 
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水造りの出来た素敵な鑑賞池が出来上がりました。 |
| 参考施工価格帯 |
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150～250万円 |
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250～350万円 |
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350～500万円 |
| ○ |
500万円以上 |
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