池施工 喜びの声 |
一口に「池」と言っても、庭池、つまり日本庭園における泉水と、
我々が求める錦鯉の為の飼育池,水造りのできた池とは、似て非なるものです。
しかし、残念ながら一般には水造りという池を造るために一番必要な認識は皆無に等しく、
設備もない庭池(ただの水溜り)で錦鯉が飼えるものと思われています。
錦鯉業界では 「魚を買う前にまず水を飼え」をいわれるようにまず水造りが出来る機能的な池を造ります。
水造りとは水の中に住む生き物が健康であるための水を造ることです。
その結果、水が透明になり、錦鯉を鑑賞できる透明度を維持することができます。
そのためには水造りができる機能的な池を作る必要があります。
一般的な造園学では池の景観や形を主な学問であるがゆえに、水を造る技術・錦鯉飼育ノウハウなど
錦鯉を飼う池の基礎知識に関することには畑違いといった感覚であります。
池水を綺麗に保つ為の機能的な池造りの認識は、庭池を多く工事する多くの造園業者においても大差がありません。
水造りという言葉を理解出来ぬまま、池の施工を行う方々がほとんどです。
造ってしまってようやく失敗に気づくのです。
そんな中、造園業を営む方から錦鯉を飼う為の池造りの依頼を受け、
アドバイスをいたしましたところ喜びの声をいただきました。
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池造りをアドバイスさせていただきました、
造園業者さまより喜びの便りを頂戴いたしました。 |
池造りは最初が肝心 |
錦鯉の飼える池 |
今までは我々が造る池は、お客さまから要望がない限り、
濾過・浄化槽という発想すらありませんでした。
もちろん 沈殿槽からオーバーフローを取るわけでもない、底水を抜くわけでもない、沈殿槽の意味もわからない。
場所によっては排水のパイプを入れてもすぐ詰まるような細い物だったりと、
魚を飼ったことのない者が造りますから、どうしていいかわからず、
設備業者に濾過装置を依頼したこともありました。 |
それでもお客様の方からちゃんと錦鯉を飼える池を造って欲しいをいわれ、アドバイスをいただいたわけです。
まず社長さんから錦鯉が飼える水とはどんなものか徹底的に教え込まれました。
最初はアンモニアがどうだとか、亜硝酸がどうのこうのと全くちんぷんかんぷんでしたが、
聞いているうちに沈殿槽・低水配管の意味がわかるようになり、ようやく水造りがどんなものか理解できました。
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底面配管 |
濾過設備 |
今まで石組みも池底から積み上げていましたが、それが錦鯉を怪我させることさえ知りませんでした。
景観だけにとらわれて
今までそんなことすら考えたことなかったですから・・・。
そうしない為にはどうすれば良いか、
錦鯉の気持ちになれば当たり前のことでしたが、適切な知識も快く教えていただきました。
社長様のおかげで庭池を造ったお客様から喜ばれ大変光栄です。
今後ともご指導宜しくお願いします。 |
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