11月の飼育管理
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池揚げ・品評会の季節
池揚げの鯉・品評会に出品した鯉は薬浴してから池に戻す。
越冬の準備に入る。水温の変化が大変激しい時期なので、水温計で毎日チェックする。
水温を下げないように加温設備(ボイラー)・ヒーターをする。
・水変わりの時期
季節が秋になるにつれて、池の壁についているコケが剥がれて、新しいコケが生え変わります。
池や濾過槽に住み着いている微生物やバクテリアも夏仕様から冬仕様に変わってゆきます。
剥がれたコケやバクテリアが入れ替わることで、池水がぼーっと曇ったような、濁ったような感じになります。 |
給餌
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餌は控えめに、食べるからといって多く与えすぎない事。
水温が15℃を切れば、1日1回3分間で食べ終えるくらいの量にする。
(内臓を痛め春先にトラブル発生の危険あり。) 仕事や旅行などで給餌できないときは自動給餌器を使用し、定期的に給餌する。
おすすめエサ:京阪オリジナル・胚芽入・育成用・低水温用
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底水排水
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1日2回以上
沈殿槽/毎週・濾過槽/月2回を1槽ごとに行う。(餌の量により調節する。) |
濾過循環
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ポンプ通常通り
ジェットは少しゆるめても良い。
エアーレーションは通常通り。 透明度が悪い場合は水質維持の為バクテリア濃縮液を200ml/t補充する
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新水
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池水量の10%以上(餌の量・濾過設備により調節する。)
定期的に水質検査試験紙で水質チェックをする
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魚病対策
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越冬の為、適切に消毒をして病気・怪我は早めに治療しておくこと。
池揚げの鯉・品評会に出品した鯉は、必ず薬浴する。
イカリムシ・ツリガネムシは駆除しておく。
鯉の取り扱いは、スレ傷・鱗を傷つけないように慎重に行う。 |
常備薬
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マゾテン・デミリン・ハダクリーン・観パラD・OTC散・エルバージュ・パフラジンF
ニューグリーンF・グリーンFゴールド・マラカイトグリーン・メチレンブルー・塩 |